自動車部品向け金属管用パーツフィーダーの全体像です
シュートの先端には切り出し部を装着しております
自動車用部品の金属管を自動で整列・排出させる為のパーツフィーダーです。
こちらのパーツフィーダーの振動体は依頼主様から支給された中古品を流用して制作いたしました。
信和技研ではお客様所有の中古の製品や部品を流用して価格を抑えてパーツフィーダーを製作する事も可能ですのでお気軽にお問合せ下さい。
-
ボウル
ボウル内部にはワークに付着した油対策としてラバーシートを貼っております。凸凹のラバーの窪み部分に油分を落としてワークがボウル底面に吸着せず滑りやすくするイメージになります。
-
切り出し部
次工程の機械がピックアップしやすいようにシュート部の先端に到着したワークをひとつずつ切り出して上に持ち上げる形式です。
-
制御部分(パーツフィーダー)
パーツフィーダーの電源オン・オフから動作の制御や設定等を行うコントロール部分になります。
-
制御部分(切り出し部)
シュート先端に設置してある持ち上げ式の切り出し部分の動きに関する設定を行います。
-
油抜き口
ワークに付着している油分が振動でボウル底面に溜まってしまうのでこちらから排出いたします。
-
ワーク排出口
ワークである金属管が比較的重量があり一箇所に排出してしまうと作業員が持って移動させるのが困難になりますので排出口を2つ設けて重量を分散させます。
-
ワーク(金属管)
こちらのワークには油が付着しておりボウルの底面に吸着してしまい流れにくい為パーツフィーダーに様々な対策が必要になります。