こちらのパーツフィーダー(パーツフィーダ)は樹脂製中栓(キャップ)の良品・不良品選別機(画像処理検査装置)となります。
ワークである乳白色の樹脂成形品に気泡やバリ、打痕の有る・無し等を画像処理を使った外観検査で省力化、不良品を判別して弾き良品のみを整列・排出いたします。
画像検査時製品に影が出てしまうと不良箇所の判別が難しくなりますので、検査エリアの下地にはクリア板を使用して照明が均一に当たり極力影の出ないように対策いたしました。
また、ワークは三種類ありましたが、検証の結果形状やサイズの違いが許容範囲でしたので兼用としてパーツフィーダーを設計・制作いたしました。(ワークの形状やサイズの差異が大きく兼用が困難な場合にはパーツフィーダーの部品を一部交換しての兼用をご提案させていただきます)
信和技研ではこれまでに様々な種類の画像処理検査装置や自動部品供給装置を製造しておりノウハウを豊富に蓄積しております。
画像処理による検査が難しいワークでお困りの際はお気軽にご相談ください。
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製造日2016年04月13日
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ワーク樹脂栓 (三種兼用)
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供給能力約20個 / 分 (1列あたり)
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外形寸法D 800mm × H 1500mm
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電源単相 AC200V 50Hz / 60Hz兼用
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ボウル表面処理ウレタンコーティング
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架台あり
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オーバーフロー検知センサー
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画像処理外観検査
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検査項目ワークに気泡・バリ・打痕がある場合はNG品として弾く
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ホッパー(ストッカー)約1500個収納
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達成率99.9%
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ワーク (樹脂栓)こちらのワークはサイズ・形状とも整列・搬送する上で問題になる点はありませんでしたが乳白色で半透明な材質なので画像処理検査の過程で若干対策が必要になります。
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検査用透明テーブルワークの外観検査を行うスペースです。ワークに影が出ないよう下地はクリア板になっています。
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画像処理用カメラ外観検査エリアの上部に設置された画像処理用カメラです。ワークの気泡・バリ・打痕等を検査します。
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検査状況確認用モニター画像処理用カメラで行っている検査内容をモニターに表示いたします。不良箇所や不良品の個数等の確認がリアルタイムで行えます。
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不良品ワーク排出口外観検査で不良箇所が見つかりNGと判定されたワークはエアーによって不良品排出口から専用の入れ物に排出されます。
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操作スイッチ類パーツフィーダーの起動や停止、運行・動作方法等の切り替えを行うコントローラースイッチになります。
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センサー直進フィーダー上の状況を把握する為のセンサーでワーク数を監視・管理して排出作業が滞るのを防ぎます。